4Gamer.netに、PSUの今回の顛末、特にプレーヤーへの告知についての批評記事が掲載されていた。
4Gamer.net 「ファンタシースターユニバース」で,今何がおきているのか 2006/09/04 23:55
タイムスタンプが23:55。その5分後には前日のニュース行きになるという微妙なタイミングであり、内容はかなりキツイのに腰が引けた載せ方をしてあるということは措くとしてw
パッケージ販売数抑制による混雑緩和策のくだりなどは、一プレーヤーの立場ではなかなか思いつかないことであり、さすがこの業界のプロライターの記事だと感心した。
告知のタイトルや掲載方法の問題点については、わたしも一瞬「わかりにくいなぁ」と感じたものの、セガは相変わらずだと思ってスルーしてしまった部分だ。
普段のセガのやり方に感覚が麻痺させられている自分に気付いて、ハッとさせられた。
ゲームを創造するには無邪気さが必要だが、ビジネスまで無邪気では困る。
セガはかなりユーザーに甘えていると思う。
いまや株主だけをステークホールダーと捉える大企業は存続できない時代になりつつある。ステークホールダーには社会や消費者なども含まれ得るのだ。
セガには、そのことを肝に銘じ、ゲーム産業で日本を代表する企業のひとつとして恥ずかしくないよう振る舞ってもらいたい。
それにしても、キャメロットとは対照的だ。
ステークホールダー(利害関係者)のとらえ方については、CSR関連について解説したサイトなどをご参照ください。
例)
投稿者 Lyliko : 2006年09月05日 10:12 | トラックバック