ITmedia +D LifeStyleに、ネットから長文が消えたいくつかの理由と題する小寺さんのコラムが掲載された。
導入部で、言いたいことを書くと、どうしても長文になってしまうとおっしゃっている。
しかし、小寺さんのように読みやすくウィットに富んだ文章なら、読むのが苦痛どころか、結構なゴチソウだったりするわけで。
「ひっくり返すちゃぶ台を探しに骨董通りにでも」なんてことは、文で食べてる人でも、そうそう書けませんて。
で、本題。
これに便乗して箇条書きで……^−^;
こういう文章を引用して、未整理な箇条書きを添えるというのも、甚だ失礼な話しと思うのだけど。
・メディア(というか文化というか。適切な言葉が見いだせていない)は、大衆化とともに平均レベルが下がる。みんなが文章を書いて公開できるようになったけど、その分……。
・交換されている内容は間投詞。あいまいなフィーリングとムードの共有に過ぎない。なので「空気を読む」ことが重要視されてくる。
・入力フォームが狭いのなら外部エディターを使うという方法もある。(FirefoxならIt's all text! IE用はあちこちで言及を見かけるので略) でも推敲支援の機能はないね。
・行間? そんなものを気にするのは、編集をしたことがある人だけよ。
・仕事で技術者の書いた説明資料を目にすることが多いが、文章をちゃんと書ける人は少ない。
・頭の中で考えて、なんとなく筋が通っているように思えたことでも、イザ文章にしてみると、色々とアラが見えてくることが多い。(わたしだけ!?)
・自分の中で理解が曖昧だった事柄や、語の意味など、文章を書く上でキッチリとしておきたいことを確認するのに要する労力は、検索の普及で、格段に小さくなった。
・いいツールがあっても、使いこなせる人は少ない。
・道具は思考を規制する。
・文章を書くのは時間がかかる!