最近の4Gamer.netは、4Gamer.net ― 4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」がおもしろい。
各記事もこうならいいのだけど、速報性とか正確性とか優先させなければならない関係上、仕方ないのかなぁ。
正直、最近の4Gamer.netの記事はあまりおもしろくないのですよ。PCゲームのシーンにおもしろさがなくなってきているせいなのかもしれないけれど、記事に関して言えば、情報の嵐に翻弄されて書き上げるのが手一杯で、ウィットを加える余裕がないようにも思えるのだけど。
ちなみに、『某所から「βなのに手厳しすぎる」とクレームが来た』とされる記事、わたしはいい記事だと思いましたよ。
厳しいとは全然思わなくて、作品への期待というか愛に溢れた記事だと。
ガツンと読み応えタップリ。
現状でデメリットに思えるところをきちんと書いているのが好印象。
やたら持ち上げた提灯記事なんて簡単に見破れるし、記事でいいこと書いても、実際にプレイすればわかるのだから、遠慮する必要はありません。
そして大切なのが、単に欠点を指摘するのではない、今後の発展の可能性に対する期待が書かれていること。
この記事の場合には、期待と言うより、リチャード・ギャリオットならこうしてくれるはず、っていう確信だとわたしは読みましたが。
ここで重要なポイントが、主観と事実の違いを意識して/認識して書き分けていること。
基本といえば基本なのですが、上述の2点だけを挙げると、なにやら勘違いしそうな人が出てきかねないので、念のため。
ゲームの記事は、読者にとっては、判断材料を適切に示してくれるものが一番だとわたしは思います。